- DeepSeekに関税実施と一難去ってまた一難!
- 2025年02月03日
こんにちは!米国ハイテク株投資家のヒロミンです。いやあ、先週の米国株市場はDeepSeekショックに関税発動と大揺れでしたね。まさに一難さってまた一難です。
主要3指数の週間騰落率は結局この通りです。
ダウ平均 44,544.66 △0.27%
S&P500 6,040.53 ▼0.99%
ナスダック 19,627.44 ▼1.63%
DeepSeekショックについてはあれだけ大騒ぎした割には、下げ幅がマイルドな印象です。ダウ平均に至ってはプラスをキープです。個別に見るとその理由が見えてきます。
まずは主要ハイテク株の先週の騰落率を下げ幅順に並べたのがこちらです。
エヌビディア 120.07 ▼15.81%
コンステレーション 299.98 ▼13.65%
ヴィストラ 168.03 ▼12.07%
マイクロン 91.24 ▼11.58%
ブロードコム 221.86 ▼9.57%
マーベル 112.86 ▼9.00%
マイクロソフト 415.06 ▼6.53%
ここまで一人勝ち状態をずっと続けてきたエヌビディアがDeepSeekショックで大きく暴落し、結局先週を通じてほとんど戻していませんね。
(エヌビディア=過去1年)

またコンステレーション・エナジーやヴィストラといった電力株やエヌビディア以外の主要な半導体株も大幅に値を下げたままです。
一方、同じく主要ハイテク株の週間騰落率を反対に上昇順に並べるとどうでしょう?
セールスフォース 341.70 △23.42%
ヌー 13.24 △7.29%
メタ 689.18 △6.43%
アップル 236.00 △5.93%
パランティア 82.49 △4.44%
アルファC 205.60 △1.83%
アマゾン 237.68 △1.21%
DeepSeekショックでAI開発コストを大幅に抑えられると見られた企業群はプラスで終えているのがわかります。セールスフォースなどはその典型でしょう。
(セールスフォース=過去1年)

要はDeepSeekショックがマイナスに働くのか?プラスに働くのか?で明暗が分かれているんですね。
このDeepSeekについては内実はまだまだ不透明なまままなので、引き続き注目です。
そしてここに来て、メキシコ、カナダ、中国に対する追加関税がとうとう実施です。こちらもどうなることやら….、目が離せません。
さらに今週は週末7日金曜日に1月の雇用統計を控えるほか、3日(月)にパランティア、4日(火)にアルファベットやAMD、5日(水)にアーム、6日(木)にはアマゾンと主要なハイテク株の決算が目白押しです。
ハイテク株投資家としては、忙しくて目が回ります。
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